DNArt　ドナート（DNAの記憶に触れるといいなアート）

３階だての吹き抜けの開放的な

真っ白で光のよく入る建物で

“いのち”をテーマに創った４１個の作品とことばを使った個展をさせていただいたことがありました。

陰陽道のタオマークが反転し、最後  ”光（む）”  に還るその作品をその建物に飾り

それだけ開放的な空間に

自分の創った音も流して感じる体感は

まるで子宮のなかにいるような感覚がありました。

子宮のなかにいた記憶はありませんが

なにか絶対的な安心な温かさのなかに包まれる、でもそこに命の熱も感じる

そんな感覚でした。

流した音は

その展示よりももっと何年か前に生まれたものでしたが、

その空間にマッチした感覚がありました。

音のタイトルは『記憶』。

この映像はそのとき展示した作品にその音を組み合わせたものです。

どうか観たあなたが、少しでも喜びを感じられるものでありますように。